家族を失った話
今までの記事とは全く毛色が違うのでご注意を。
2ヶ月ほど前になるが大事な家族の一員を失った。一晩ほど大泣きをしてしばらく誰とも話さなかったほどには落ち込んだ。
このブログのアイコンにもある猫だ。うちにいた猫の中では一番大きかったが、名前はチビ。最後の3年はたまにしか会えなかったとはいえ、13年一緒にいた。家猫として長寿とは言えないが、体調が悪い中よく頑張ってくれたと思う。
僕が「飼い猫」という言葉を使わないのは我が家の事情からだと思う。両親が猫好きだったので、僕が生まれた時からずっと家に猫がいた。幼い頃の写真を見ると猫に子守をされている写真もある。人に心の中を見せることが嫌いな僕からしたら、唯一心を曝け出せる存在だった。学校なんかで愛想笑いを繰り返す知り合いよりもよっぽど心が繋がった存在だった。
そんな存在のうちの一つを失ったのだから、心にぽっかり穴が開いた。最期の瞬間に立ち会って「ありがとう」と言えていれば…そんな後悔は今も頭を支配している。2ヶ月経った今でも、思い出して涙を流す時がある。
僕が名古屋に進学して会えなくなっても、実家に帰れば必ず出迎えてくれた。必ず僕の布団で寝ていた。もう何年後かはわからないが、僕がそっちに行く時まではどうにか僕のことを覚えていて欲しい。
デカかった。野生を忘れておじさんみたいな格好で寝てた。
東京から離れて3年経って
先日、高校時代の友人とオンライン飲み会をする機会があった。
時代はオンライン、進学を機に日本中に散らばっていった友人がいとも簡単に集まる。いい時代に生まれたと思う。
全員が東京出身、もちろん話す内容の多くは東京のことだ。僕らが青春を過ごした池袋や学校のあった板橋の話で盛り上がった。
そんな飲み会が終わった後、僕の中でひっかかるものがあった。
「東京って何だ?」
東京は日本の首都、そんな辞書的な答えは求めていない。
離れてみてわかるが、東京という街は異質すぎる。灰色のオフィス街と緑の公園が混在する。一日中明るい歓楽街があれば、夜中は全員寝静まる住宅街もある。
僕の就職先は東京で、転勤も出向もない企業なので転職でもしなければ残りの人生のほとんどは東京で過ごすことになる。せっかくなので東京について考えてみた。
東京とは
1.夢を叶える場所であり、夢を諦める場所
2.何でもあるけど何もない場所
3.無機質であり、生き物でもある
である。矛盾するものがここまで多い街というのも珍しい気はする。
1.東京は夢を叶える場所であり、夢を諦める場所である
自分の将来のために上京してチャンスを掴みたいという若者は多いと思う。実際何をするにしてもチャンスが一番転がっている場所だとは思う。しかし、「チャンスがある場所」というのは「なんとかなる場所」ではない。自分が見つけたチャンスというのは大体の場合、他の誰かが諦めたことによって出来た空席である。東京に暖かさがないという意見はよく聞くが、東京が実力主義、成果主義を前提とした世界であるからであろう。チャンスは沢山あるが、同じことを考える人が皆東京に来る以上倍率は高く、故にチャンスを掴めない人も多い。日本で最も実力主義な街である故に、日本で最も夢と現実の乖離した街であるように見える。夢を見て叶えることができる街だが、現実を突き付けられて夢を諦める街でもある。
2.東京には何でもあるが、何もない
だいたいの流行は東京から始まる。お洒落な服に身を包むことだって、流行のスイーツを楽しむことだって東京では簡単なことだ。生きるのに必要なものだって、揃えることは何も難しいことではない。能力さえあれば都心のタワーマンションの最上階で世界最高峰の夜景を独り占めすることだって出来る。「モノ」だけは日本どころか世界でもトップクラスと言えるほど満ちている。しかし、「モノ」が多いからといって満たされるというわけでもない。多すぎるが故に、本当に欲しいものや本当に必要なものが見えなくなってしまう。なまじ情報に満ちている故に、コピーアンドペースト的な楽しさを欲しくもないのに求めてしまう。だから東京は、何でもあるが空っぽな街になってしまう。
3.東京は無機質な生き物
東京は無機質だ。オフィス街は灰色のビルに囲まれ、満員電車はさながら工場のコンベア。いわゆる都心では、人間の生物らしさを感じる瞬間は全くない。その一方で、東京という街は生き物だ。来るもの拒まず、去るもの追わず。このお陰で東京は日々少しずつ変わっていく。久しぶりに来たら街の雰囲気が少し違うなんてよくあることだ。部品を運ぶコンベアに見えた満員電車だって、東京からしたら大事な血管である。東京は大きな、無機質な一匹の生き物だ。
以上が僕の考えた東京の本質だ。
自分がこんな東京が好きなのかを考えると、しばらく考え込んでしまうと思う。
もちろんオフィス街で育ったわけではないが、人生のほとんどをこのような空気の中で暮らしてきたので上のことは当たり前のように思ってしまう。名古屋に進学していなければ違和感に気付くこともなかっただろう。
ただ、好きでなかったら東京に戻るという選択肢はなかっただろう。きっと僕は東京の持つ「流れ」の中でしか生きられない人間なんだろう。
東京での暮らしは自分次第だ。身の振り方一つで耐えがたいものにも、かけがえのないものにもなり得る。東京は異質な場所ではあるが、悪い場所だとは思わない。
東京から離れて3年と少しが経ったが、ようやく東京のことがわかり始めた気がした。
(サムネ用に僕の青春時代の思い出の街、池袋)
授業がオンラインになった
こんにちは、あおねこです。
このご時世なので、弊学も例に漏れずオンライン授業になりました。
まだ水曜日ですが、わたしの授業は月火水しかないので、1週間受けてみて思ったことを
1.授業形態
授業形態は主に2つに分類できました。
A.資料を配り、課題を提出
B.ZoomやSkypeといったビデオ通話機能を用いての授業
語学系、言語系授業はBで、それ以外はAです。発音など発声が重要だからだと思います。
成績評価は基本的にレポート。
2.実際にやってみて良かった点
思ったよりは遥かにやりやすいです。
基本的には発言者以外はミュートして、発言があれば手を挙げて発言するので教室の授業とあまり変わりません。質問にも普通に答えてもらえますし、教授の雑談なんかも普通にあります。
わたしは歩いて15分、往復30分かけて教室に行っていたのでそれがなくなっただけでも大変便利です。電車通学の学生はもっと楽に感じているかもしれません。
3.よくない点
個人差はあると思いますが、わたしは教室にいるときよりスイッチが入り辛かったです。
極論を言ってしまえば、カメラをオフにしていても良いため、話半分に聴きながらゲームをするというのもできなくはないです。
Aで挙げたような授業の場合は、やはり自主学習の延長のようにしか感じられません。
あとやはり大学の施設、特に図書館が使えないのが痛いです。教員の中には「大学で学ぶからにはインターネットではなく図書館の蔵書を活用してください」と言われる方々がいらっしゃいますが、それができないので…
4.まとめ
オンライン授業、わたしは嫌いではないです。
ただ、やはり一般化するにはまだ煮詰める必要があるかと。わたしは問題ありませんでしたが、オンライン授業を受けるネットワーク環境が整っていない学生はどうするんでしょうね…
あとやはりこれで対面授業と同じ学費というのは思うところはあります、しょうがないのかもしれませんが…
野菜を食べまくって運動した話
こんばんは、あおねこです。
タイトルの通り、2ヶ月間野菜を食べまくって運動をしました。
その結果、3.5kg痩せたので具体的に何をしたのかをお話ししようと思います。
ちなみにわたしの身長は167cmです。
ラグビー部でしかもFWだから、他の方々よりはどうしても重くないと…というのはありますが…
1.経緯
1月くらいから、自分のお腹周りを見て「あっ…これは…」と思うことが増えてきましたが、見ないフリをしていました。しかし、2月末に部活の後輩(101kg)から「先輩、太りました?」とダイレクトに言われてしまいました。101kgから言われてめちゃくちゃ悔しくなったので、「よっしゃ痩せてやろ」と思った次第です。
この段階で体重は81.3kgでした。デブ。
2.やったこと
単純です。
間食や外食をやめて、食事メニューを見直しました。
メニューの見直しとして、具体的に次のルールを設けました。
A.肉、魚などを使ったメニュー数の倍以上野菜の入ったメニューを食べる。
B.Aのうち、1品はノンオイル。生野菜も取る。
C.生野菜が取れなかった場合、青汁で代用。フルーツや果糖の入っていないもの。
以上のルールを課し、プラスで週2回の筋トレと週3回の有酸素運動を課しました。
3.食事について
とにかく野菜、特に葉野菜や緑黄色野菜を食べます。
ベビーリーフやレタスといった葉野菜をサラダにして毎日食べました。ここでドレッシングに油を使わないか、使ったとしたら野菜たっぷりのスープをノンオイルで作ります。
その他特に制限はかけていません。メインは食べたいものを食べます。
糖質制限というようなものも特には設けませんでしたが、野菜をやたら食べていたのでご飯をお代わりしたいと思うことはほとんどありませんでした。
献立例)
鰆の西京焼き、レタスの胡麻和え、きのこと小松菜の豆乳スープ(ノンオイル)、ご飯
このような献立だと上記のルールを守った献立になります。
4.運動について
上記の通り、週3回の有酸素運動と週2回の筋トレが基本です。
ただし、3月の半ばごろから世間的にあまり外に出るのも…という感じになったので、有酸素運動の代わりにHIITトレーニングをやっていました。
週2回の筋トレでは上半身、下半身の日に分けてだいたい45分ほどやっていました。どちらの日にも腹筋メニューをやっていました。もちろんプロテインは摂取します。
有酸素運動は基本的にランニングです。自転車は大学で盗まれたので持っていません。1.5キロ×2、5キロ×1、坂ダッシュ7本のどれかをやりました。
ただしやはり外出が少し怖い時期になったので今はHIITトレーニングを取り入れています。メニューはだいたい同じでこれを3本。
5.結果
4/20の朝現在、77.8kg(-3.5kg)です。
お腹周りは正直まだ気になるのですが、走っているせいか脚が引き締まりました。パツパツだったズボンがそうでもなくなりました。
ダイエット以外にも色々いいことがありました。
まず肌が綺麗になりました。具体的には、ニキビがかなり減りました。
精神面では、いらつくことが以前より減りました。調べてみると、ビタミン不足がマシになったようです。
さらに、必ず3食取るようにした結果、変な時間にお腹が空くことが減りました。間食をしないという目標を立てましたが、途中からは特に意識していないのに間食をしなくなりました。
ただデメリットもあります。食費が以前よりかかるようになってしまいました。野菜って高いですね…
以上がここ2ヵ月の成果ですが、思った以上にいいこと尽くめなのでまだ続けようと思います。
ご報告
いつも暖かく見守ってくださる皆様、並びに関係者の皆様へご報告させていただきます。
私事で恐縮ですが、先日かねてから選考を受けさせていただいていた企業から内定を頂きました。
皆様への感謝を忘れずに、また社会人として恥ずかしい行いが無いよう、より一層様々なことに真摯に取り組んでいきます。
まだまだ未熟な私ですが、これからも今まで通り暖かく見守って頂けると幸いです。
令和2年3月6日
あおねこ
2020年2月Good Music月間MVP候補
こんにちは、あおねこです。
2月も元気だったらやります、と言いましたが元気に過ごしていたのでやります。
1月とスタンスは変わりません。Good Musicだなぁと感じた曲をいくつか紹介するだけの記事です。
1.Well Wishing Word/水瀬いのり
「バイバイ」などお別れに軸を置いた歌詞なのですが、明るい曲調で歌い上げます。
水瀬いのりさんの繰り出すスキャットの圧倒的な可愛さに耳が支配されてしまいます。
2.Love Triangle/DiverDiva
2020年2月12日発売
スマホアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ) 」より。
視聴動画が来た時から「いい曲だ…」と言っていたのですが、フルを聴いたらやっぱりいい曲でした。
三角関係を描いた甘く切ない歌詞とどこか寂しげなサウンド。村上奈津実さんの甘い声と久保田未夢さんの力強い歌声が耳に染み入ります。
3.ミラーボール・ラブ/宮本フレデリカ(CV髙野麻美)、棟方愛海(CV藤本彩花)、及川雫(CVのぐちゆり)、荒木比奈(CV田辺留依)、姫川友紀(CV杜野まこ)
2020年2月19日発売
スマートフォン向けアプリゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』より。
イノタクミュージック。
爆踊りしたくなる一曲です。
ナゴヤドームで聴いた時も爆踊りしたくなる身体を必死に抑え込んで聴き入りました。
4.ゆらゆらら/小林愛香
2020年2月26日発売
激しい曲の多い小林愛香さんの中では割と珍しい感じがするやさしい曲調の一曲。
「時には揺らいだっていいよ。」と語る小林愛香さんに甘えて、身体を揺らして聴き入りましょう。
5.蕚/夢野幻太郎(CV斉藤壮馬)
音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」の楽曲。
斉藤壮馬さんの優しいハミングから始まる一曲。
透明感のある綺麗なメロディと優しくも力強く繰り出されるリリックのマリアージュ。
考察とかは他の方々が色々やっていらっしゃるので私はそのようなことは言いませんが、これほど難しい言葉ばかりの歌詞をすらすらと繰り出す斉藤壮馬さんの凄さに脱帽です。
2月分は以上になります。
相変わらず説明が下手ですね。
またみなさんのGood Musicをおしえていただけると幸いです。
2020年1月Good Music月間MVP候補
こんばんは、あおねこです。
割と最近2020年になった気がしましたがもう1ヶ月経ってました。
なので1月の月間MVP候補を考えようと思います。選考基準はGood Musicかどうかだけです。
もちろん全ての楽曲を追うのは不可能なのであくまで僕が聴いて「Good Musicだ…!」と思った楽曲です。ここにないオススメの曲があればぜひお聞かせください。
1. Mr.AFFECTiON/ IDOLiSH7
2020年1月8日発売
スマホ向けアプリケーションゲーム「アイドリッシュセブン」より。
かっこいい(語彙力の限界)
静かなところと響かせるところのメリハリが心地いいです。
ボーカロイド楽曲やナナシスなどに参加しているkzさんの作曲。
kzさんのアイナナ曲はMONSTER GENERATiONといいナナツイロ REALiZEといいWiSH VOYAGEといい素晴らしい…
2. ZONE OF OVERLAP/ ŹOOL
2020年1月15日発売
1と同じく「アイドリッシュセブン」より。
アイドルコンテンツではあるが、アイドル感はあまりない力強い楽曲です。
ただし全てがラップといわけでもなく、「ZONE OF OVERLAPはZONE OF OVERLAP」としか言えない曲調です
広瀬裕也さんと西山宏太郎さんの甘い歌声に包まれ、近藤隆さんの振り絞るような歌声に耳を傾け、木村昴さんの叫びに魂を揺さぶられる、そんな楽曲です。
3. ダイスキリフレイン/ 一条シン(CV.寺島惇太)
2020年1月22日発売
TVアニメ「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」より。
キンプリの原点ともいえる曲の「ドラマチックLOVE」と同じ曲調で始まるのがこの曲。
是非ドラマチックLOVEと一緒にどうぞ
4. It's Not Over/ 遠藤ゆりか
2020年1月24日発売
2018年6月1日のライブを最後に引退された声優アーティスト、遠藤ゆりかさん。
Cygameの新作ゲーム「WORLD FLIPPER」のBGMはそんな遠藤ゆりかさんが最後に収録された「Ceremony」でした。
1月24日にヴィレッジヴァンガード限定でサウンドトラックの特典CDとして頒布されたCeremonyのカップリング曲がこの曲です。
静かな始まり方から次第に盛り上がる四つ打ちの楽曲ですが、是非歌詞に耳を傾けてください。
5. JUNCTION/ UMake(伊東健人、中島ヨシキ)
2020年1月29日発売
UMake 2ndアルバム「TRIPPER‼︎」より。
声優の伊東健人さん、中島ヨシキさんからなるユニット「UMake」の新曲。
スローテンポで落ち着いた曲にお二人の甘い声がとろけます。
以上になります。
来月も元気だったらやりますのでよろしくお願いします。